他者の娘さんは自分の娘『あなたを奪ったその日から』
北川景子さんの母親役がどんなにすばらしいかは『どうする家康』で食器を床に叩きつけた姿に慄いて全米が理解しているころ。
こんなに「親子」が交錯し続けるとは覚悟していなくて毎週泣いてしまう『あなたを奪ったその日から』。
こちらの女性記者さん(仁村紗和さん)が最高のキレキャラできる女で毎回素敵。
なんでスイッチバック社の人たちにはあんなに強行突破するのに、中越家にはあんなに遠慮していたのかよくわかった前回にはびっくりしてしまいました。
あの性格の悪い女の子が「一家の罪」がばれたことを知ったときに職場に忍び込んで大量の薬を盗むオーバードーズには、なんだかいかにもお金持ちのお嬢さんの逃げにみえてうんざりしてしまった。
けれど人の苦しさを他人が図ることなんてできなくて、この子だったんだ…とわかったときに昨日よりは控えめだけど大きく泣いてしまった勝手な視聴者でごめんなさい。
飲食店のアルバイトで人を殺してしまったら。
人を殺してしまった娘をかばうなら、殺された娘さんのことはどれだけ考えた?
私が傷つけてしまった少女は、自分の娘と同じだと気がつくのが遅かった人たち。
謝罪を聞いた被害者の母と娘は、もっともな気持ちに駆られて。
ただ謝罪を受け入れる側になってしまったこの人は、きっと次回の最終回で大変な目に遭うでしょう。
この日記を書いていたときの読んだ本たち
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書いている人のこと
こんにちは。り📚書評家です。
いかがお過ごしですか?
『あなたを奪ったその日から』を毎週毎週楽しみにしていたので、今はぽっかり胸に穴が空いたような気分です。
ドラマ表を久しぶりに執筆しようかな、と考えているころ、こちらのレターを書いてみました。
娘を持ったことのないわたしの、ささやかな共感としてお届けいたします。
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以上、り📚書評家でした~!
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