千年分の女の孤独はどこへ?『わたしの蜻蛉日記』
平安女流文学にまつわるエッセイや推論の書。
『源氏物語』は『蜻蛉日記』を読んだ紫式部がこの程度のものわたしにも書けるわって気持ちのもとでうまれた超大作であろうというのは、寂聴さんが『蜻蛉日記』をそう感じられたというのもあるんだろうか。
わたしの『源氏物語』のおもしろいなあと思うところは書き出しです。
あれはいつの帝がお納めする頃であったか、長い年月が経ち過ぎてしまってもはやわからないけれど(拙訳)。
平安時代ならそのまんまでよろしく、光源氏のモデルとの長い仲を密かにアピールする。
だがしかし意図せず1000年後には世界に恥じるほど頭がころころ変わる國となっており、変わり過ぎてわからないわみっともないわねという皮肉にもとれるというところ。
この日記を書いていたときの読んだ本たち
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書いている人のこと
こんにちは。り📚書評家です。
いかがお過ごしですか?
いつまでもいつまでも、平安女流文学に浸っていたいわたしです。
特に出国が近づくと、その気持ちが強くなることに気がつきました。
日本の好きなアニメや映画を問われて、文学をお勧めする日が来ますようにと願っています。
これを書いている日はまだまだ暑い9月ですが、みなさまどうぞ無理なくお過ごしください。
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以上、り📚書評家でした~!
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