子ども向けファンタジーは魔法に出会う物語、大人向けファンタジーは魔法を使う物語『血の魔術書と姉妹たち』より
魔法を使う物語はおとなのためのファンタジーで、魔法に出会う物語はこどものためのファンタジー。
『ナルニア国』や『メアリ』は自分の力を知ることなく魔法の世界に触れる。
「おまえさんは魔法使いだ!」のハリーも知らなかったけれど、彼は大人になりながら魔法を使う術を学んでいく
空飛ぶじゅうたんに2人乗りするシーンは『アラジン』を、対の鏡が窓口になるシーンは『謎のプリンス』を連想させた。
オブリビエイトと泣きながら唱えるマグルの娘を思い出す。
二次創作的要素も多くて昔懐かしき記憶をくすぐる。
姿をくらますキャビネットのことを考えて、もう一度見てみようと思ったその日にテレビでハリーポッターが入る。
勇気と知性を併せ持つ少年と、臆病でおっちょこちょいな少年が四六時中一緒にいる対比のお話。ああもう1人びびりがいたぞと思い出した頃、ハリーはケイティを殺そうとしたのはこいつだなと確信した。
この回で使う魔法は、八つ裂きと反対呪文と幸福。
キャビネットで動物実験をするシーンには大いに反対だけれど、小さくて愛らしくて鳴き声が届く生き物として小鳥は確かに最適であった。
向こうから帰ってきたときの動かなくなったこの子はおそらく緑の光線を浴びていたはず
この日記を書いていたときの読んだ本たち
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書いている人のこと
こんにちは。り📚書評家です。
いかがお過ごしですか?
今回取り上げた小説『血の魔術書と姉妹たち』は、とにかく胸を高鳴らせてくれる小説でした。
主人公は大人の女性たちなので、今回はどちらかというと大人のためのファンタジーに分類されるでしょう。
そのなかでたくさんのおもしろい要素がチェーンになっています。
あっと驚く瞬間がいくつかあるので、ぜひドキドキしながら楽しんでみてほしいです。
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以上、り📚書評家でした~!
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