ひとりフランシス・ハーディング祭を楽しむ散文読書日記
通っていた高校の図書室がすばらしくて、学年が上がるごとに滞在時間が長くなった。
3年の時はここでお弁当を食べてもいいかと司書さんにお願いしていた
その頃に読んだ『嘘の木』以来のこの作家さんは、ああこういう感じなんだっけ、と意外さを帯びる。
ごつい印象のわりに読みやすくてやわらかい、のは半分訳者さんの腕前かもしれないけれどでもとてもそう
昔から食べつつ読めるお行儀の悪いひとでした。
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外国の小説ってすっごいやと思ったきっかけのうちのひとつ。
ほかには『サラの鍵』『わたしの中のあなた』『アウシュヴィッツの図書係』とか。同時に岩波少年文庫をはじめて手に取った。『ふたりのロッテ』『レ・ミゼラブル』『モモ』とか
わたしの高校時代は小説でできている。外文の棚が特別すばらしくて、卒業したら来られなくなることだけが残念だった。
その翌月には大学図書館に入り浸ったけど。
トリスは自分が偽物であることを自覚して、偽物であることが母にばれていることを察する。
だいすきなはずの家族に囲まれているのにどうしてこんなにひとりぼっちなんだろうと涙を濡らす。
こども姉妹ならではのファンタジスタ。
たぶん悪魔よりかわいらしいものだけど、魔法より恐ろしい何かなんだろう。
彼女は今晩、真珠を飲み込んだ。
この日記を書いていた日に読んでいた本たち
この日記を書いていた日に読んでいたのは以下の本たちです。
書いている人のこと
こんにちは。り📚書評家です。いかがお過ごしですか?
児童文学作家であるフランシス・ハーディングさんを久しぶりに読んで、それはそれは楽しませていただきました。
『ガラスの顔』『呪いを解く者』など、実は読んだことのないものも多く、まだまだ楽しみたっぷりです。またご紹介しますね!
よろしければ、あなたのお好きなフランシス・ハーディング小説を教えてください。
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以上、り📚書評家でした~!
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