あのときもこの瞬間も、ドイツのトップはこの女性だった『自由』上

1ページ読むたびにドイツの元首相に惚れ込む6月のひとかけら
り📚書店員 2026.09.07
誰でも

イーロン・マスク氏とアンゲラ・メルケル氏の伝記は面白い。

以前からよく耳にしていました。

ドイツ航空ルフトハンザの機内で、まずはアンゲラ・メルケル氏の『自由』上巻を読み始めます

ところが数ページ読んだところで、わたしは少し混乱。

思い描いていた子ども時代とも背景ともあまりに違っていたからです。

・・・・・

「これは誰の話なんだろう」

「共著者の人生が始まったのかな」

そんなことを思ってしまったほどでした

メルケル氏は、東ドイツで育ちました。

国が東と西に分断されていた時代。

発言。

思想。

価値観。

そうしたものによって、人は常に敵か味方かを判断される社会の中にいました。

そんな環境で育った彼女は、大学進学の際に心理学ではなく物理学を選びます。

その理由が印象的でした。

「2+2は、東ドイツでも4だから」

政治体制や思想が変わっても

物理法則は変わらない

その冷静さに、わたしは思わず立ち止まってしまいました。

(飛行機の座席に鮨詰めの状態であったことは突っ込まないでくださいっ)

読み進めるうちに、私はだんだん彼女に惹かれていきました。

なんて知的で素敵な女性なんだろうと

もちろん、政治家としての評価はいろいろあると思います

けれど一人の人間として見たとき、その思考の筋道がとても美しいのです

そういえば

世界金融危機のときも

ドイツの首相は彼女でした。

アメリカで初めてアフリカ系アメリカ人の大統領が誕生したときも

ドイツの首相は彼女でした。

世界が大きく変化する時代の中心に、ずっと立ち続けていた人だったのだと改めて気づきます。

そして意外だったのは、その暮らし方でした。

毎日のように電話が鳴り

メールが届き

重要な判断を求められる。

そんな生活を送っているにもかかわらず。

彼女は本を読み

オペラを楽しみ

文化に触れる時間をとても大切にしていました。

忙しい人ほど、余白を持つ

それはわたしが最近よく考えていることでもあります。

心がけていること。

仕事に追われていると、本を読む時間や芸術に触れる時間は真っ先に削られてしまう

けれど本当は、そういう時間があるからこそ、人は長く考え続けることができるのかもしれません

まだ下巻の途中ですが。

わたしはすでに、この本を手に取ってよかったと思っています。

この日記を書いていたときの読んだ本たち

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書いている人のこと

こんにちは。り📚書評家です。

いかがお過ごしですか?

仕事の仕方や人生論についての書籍が並んだのも、きっとメルケルさんの影響です。

つまり普段わたしが読んでいるような小説ではなく。

自己啓発や仕事術の本を読むのが好きな方にもお勧めしたいです。強く!

・・・・

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以上、り📚書評家でした~!

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