ソルニットと紫式部を並べてみる散文鑑賞日記
2024.10.2の散文鑑賞日記
お着物が再び変わり、姫さまからお方さまになったまひろさん。
この人が結婚するとは、なんかちょっとショックだったな、と思えば当たり前にうまくいかなくてでしょうね!という心持ち。
半年の間で登場した人たちの中でいちばん嫌いな人の妻となった紫式部をだれが救済してくれるのか
左大臣さまはずっとお忙しそうでかわいそう。
国のために一の姫を入内させよ。晴明の国の安泰をよみ、人ひとりのしあわせなどどうでもいいという答えが彰子さんの未来なのでは。幸福な未来が見えていたら、はぐらかすしあわせになれますよと答えたと思うんだ
・・・・
現代的に言ったら情緒障害にも近い「もののわからぬ娘」をいけにえとして入内させるにあたり、話し相手にならない妻を置いて、良縁まもりのお寺にお参りに行く。
忙しい毎日のはずで、なんて素敵なお父様だ、と思えばやはりご本人の良縁にもつながり、数年ぶりの再会。
脚本の大石さんはソウルメイトと書きながら、ふたりをどこまでも運命の引力で繋ぎ止めたいようだ
賢い女性の結婚といえば、賢すぎて気の毒なレベッカ・ソルニットさんについて「そりゃあ結婚しないわな、と思いました」と書いたストーリーのインサイトが目が飛び出るほどのものでした。
この日記を書いていたときの読んだ本たち
こちらの日記を書いていた日に読んだのは次の本たちです。
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こんにちは。り📚書評家です。
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『光る君へ』も残り3ヶ月と思うと、寂しくて寂しくていてもたってもいられません・・・。
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